かんたん中国語会話
中国語:三種の神器
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語学学習|中国語
高文脈言語・低文脈言語

日本語は最高級の高文脈言語。一方中国語は低文脈言語。

日本語では言葉にしないでも理解してもらえるのに対して、中国では言葉でいちいち説明しないと分かってもらえない。日本的な感覚からするとだるく感じることもある。

おまえらそこまで言わんと分からんか?

中国では考えたことを言わないと伝わらない

掃除のバイトの子に、灰皿キレイにしてと頼んだ。
はい、と言って、灰だけ捨ててきた。
キミは掃除をしに来たのではないのか?
中国ではそういうことは多々ある。そういうときは、「灰を捨てて、灰皿を水で洗って、キレイに拭いて。」と言わないといけない。
キレイの感覚が違うのもあるだろうが、こういうことが多いと、頭が悪いのかと思ってしまう。

「言わないと貴方が考えていることは分からない」と考える中国人に対して「言わないでもそれぐらい分かるでしょう?」という文化の日本。全く逆だ。
喋らなかったら、そこにいないのと同じと言われる。
言葉を発しない=考えがそこにはない=その人はいない。
。。。いるじゃん。。。

一方で、中国が好いと感じるのは、お互いの考えを言葉によって伝えられること。
日本のように上司や年長者に口答えできないような雰囲気はない。
自分の意見を言って議論することが出来る。
日本で上司や年長者の能力が低いと、「俺は正しい、キミは間違っている。」と真っ向から否定して考えを伝えることすら出来ないこともある。

そういう文化だから会話によるコミュニケーション能力は高い。
大ざっぱにいうと、日本人は、会話の雰囲気を楽しむ人が多いように見受けられ、中国人は会話そのものを楽しんでいる印象。

ただ、こちらに来て想うことは日本人の会話によらないコミュニケーション能力の異常なまでの高さ。
ここまで会話しないで伝わる能力が高いと、外国人は不思議な印象を持ってしまうのもうなずける。
日本に長いこと住んだ外国人でも日本語の言葉に現れていない意味は分かっていないようだ。
今までは、「何で?日本に長く住んでいたのなら分かるはずなのに。。。」と思っていたが、実のところ表面だけ分かっているだけで、全く分かってないということに気付いた。それでコミュニケーションが楽になる。
最高級の高文脈言語はその文化で育たないと分からないのかもしれないね。

日本の常識は世界の非常識だ。

追記 2006.03.29

中国人は「ここまで言わんと分からんか!」って想っていたけど、最近はちょっと分かってきた。

彼ら同士、言わないで伝えている部分も多くある。

ただ、 言わないでも伝わる部分が日本人の感覚とは違うんだ。

高文脈言語・低文脈言語

高文脈文化の社会とは、言語以外のいろいろな手段がコミュニケーションにおいて重要な社会です。 シチュエーションやコンテクストが非常に重要になります。
低文脈文化の社会では、コミュニケーションにおいて言語が非常に重要になります。

よく以下のような表が使われます。
 高文脈社会  日本人
        アラブ人
        ギリシャ人
        スペイン人
   ↑    イタリア人
        イギリス人
        フランス人
   ↓    アメリカ人
        北欧人
        ドイツ人
 低文脈社会  ドイツ系スイス人

日本は世界でも顕著な高文脈文化の社会なのですね。

低文脈言語

低文脈言語では、伝達される情報は言葉によるメッセージの中にすべて与えられる。
状況や文脈は情報を伝えないと考えられているので、明示されていないものは伝えていないのと同じである。

低文脈言語の人々は、非言語行動と文脈の解釈があまり得意でなく、「語られないものは存在しないのと同じ」と考えている。

高文脈言語

高文脈言語では、言葉以外に状況や文脈も意味を伝達するという事をコミュニケーションの前提としている。

このために、重要な情報が言葉で表現されない時には低文脈言語の人々からしばしば誤解を招き、間違って解釈されたり、コミュニケーションへの関心が足りないとか、信憑性に欠けるとか、何かを隠している、狡猾で偽善的だと思われる事さえある。

高文脈言語の人々は、自分の意図を文脈で伝達できることを期待し、言葉によるコミュニケーションをしないで済ませることさえある。

高文脈のコミュニケーションにおいては、最も重要な情報が文脈に委ねられ、言葉では一切語られない事まである。

ちなみに日本語は最高級の高文脈言語

もっと詳しく知りたい方は、 初めての言語学 .へ。